2007年の夏旅は、九州に決めた。九州地方の歴史ある古い駅舎たちを見に行こうと思う。

8月5日(日)、寝台特急はやぶさ号は、熊本に向けて、定刻どおりに東京駅を出発した。
はやぶさ号は本州を縦断し、関門海峡を抜けて、翌6日の午前10時半、終点熊本駅の3つ手前の鳥栖駅に到着した。

5日夕刻のはやぶさ号での旅立ちから、11日朝のはやぶさ号での帰京まで、4泊7日の旅が始まる。

旅立ち(8/5〜6):東京−鳥栖(東海道本線、山陽本線、鹿児島本線)
1日目(8/6):鳥栖−熊本(鹿児島本線)
2日目(8/7):熊本−八代(鹿児島本線)、八代−人吉(肥薩線)
3日目(8/8):人吉−真幸−人吉(肥薩線)
4日目(8/9):人吉−吉松−嘉例川−吉松(肥薩線)、吉松−都城(吉都線)、都城−国分(日豊本線)
5日目(8/10):国分−鹿児島中央(日豊本線)、鹿児島中央−川内(鹿児島本線)、川内−八代(肥薩おれんじ鉄道)、八代−熊本(鹿児島本線)
帰京(8/10〜11):熊本−東京(鹿児島本線、山陽本線、東海道本線)

九州の南部、熊本県から鹿児島県にかけて、肥薩線という路線がある。肥後の国熊本と薩摩の国鹿児島を結ぶので、肥薩線だ。かつては鹿児島本線の一部として九州の鉄道網を支えており、「汽笛一声・・・」の鉄道唱歌にも歌われている路線だが、海側が本線となった現在は肥薩線と改称してローカル線となった。しかし、開発から取り残されたローカル線であるゆえに、時代とともに歩んできた木造駅舎が今もなお元気に働く路線でもある。

2007年・夏旅、テーマは「歴史ある木造駅舎を見に行く」である。

2007年9月15日・記


はやぶさ号で
熊本へ行く
途中下車
鹿児島本線にて
肥薩線
川線を行く
肥薩線
山線を行く
時代を歩んだ
木造駅舎
肥薩おれんじ鉄道
と鹿児島本線
はやぶさ号で
東京へ帰る

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