2008年の夏旅は、昨年に引き続き九州の駅舎を巡ろうと思う。
東京口の九州寝台特急も、いよいよ来春引退する。最後のチャンスのこの夏に、もう一度富士号に乗る予定。

8月24日(日)、寝台特急富士号は大雨の影響で大幅に遅れて東京駅を出発した。その後もいろいろあって、前途多難な旅立ちの日。しかしそれはそれ、とにかく豊の国の駅舎を巡る旅は、始まった。

旅立ち(8/24〜25):東京−小倉(東海道新幹線、山陽新幹線)
1日目(8/25):小倉−折尾(鹿児島本線)、折尾−直方(筑豊本線)
2日目(8/26):小倉−熊崎−大分(日豊本線)
3日目(8/27):大分−熊本(豊肥本線)、熊本−羽犬塚(鹿児島本線)
4日目(8/28):久留米−夜明−恵良−日田(久大本線)
5日目(8/29):日田−小倉(日田彦山線)
帰京(8/29):小倉−東京(山陽新幹線、東海道新幹線)

九州の中央で美しい姿を見せる阿蘇連山。それを挟み込むようにして九州を横断する2本の鉄道がある。阿蘇高原線と呼ばれる豊肥本線と、ゆふ高原線と呼ばれる久大本線だ。どちらも活火山の阿蘇山や由布岳から豊富に湧き出る温泉があり、観光地として名高い。
この2本の鉄道を中心に古い駅舎を巡る旅。豊前・豊後・筑豊に点在する古く味わいある駅舎を巡る今年の夏旅、題して「豊の国の驛舎を訪ねる」である。

2008年10月13日・記


富士号で小倉へ
・・・のはずが
(旧)炭鉱の町へ
《筑豊本線》
豊前から豊後へ
《日豊本線》
阿蘇山を巡る
《豊肥本線》
日田温泉で寛ぐ
《久大本線》
英彦山を越えて
《日田彦山線》

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