2006年・夏、青春18きっぷを持って旅に出る。行き先は山陰・山陽地方。

8月20日(日)、大垣行き夜行列車、ムーンライトながらは、定刻どおりに東京駅を出発した。
夜行列車は漆黒の闇を走りぬけ、21日早朝、無事大垣駅に到着した。

21日早朝の大垣駅から、23日深夜の大垣駅まで、3日間の旅が始まる。

1日目(8/21):大垣−京都(東海道本線)、京都−鳥取(山陰本線)
2日目(8/22):鳥取−津山(因美線)、津山−岡山(津山線)
3日目(8/23):岡山−姫路(赤穂線)、姫路−和田山(播但線)、和田山−福知山(山陰本線)、福知山−敦賀(舞鶴線、小浜線)、敦賀−米原(北陸本線)、米原−大垣(東海道線)

一番の目的は、2007年に付替え工事が始まる餘部鉄橋の美しい姿を心に留める事。そして二番目は、ローカル線に乗って、そののんびりゆったり気分を味わうこと。
ローカル線の趣のある木造駅舎で、次の列車が来るまでゆっくりと待つ。
何時間単位の待ち時間の中で、ゆっくりと本を読んだり周りの風景を楽しんだり。そしてときには地元の人々と語らいあったり。

夜行列車のムーンライトながら、実はそんなに楽ではなかった。早朝大垣駅に着いたとき、やっぱり夜行列車はしんどいなと思った。
それから3日間、18きっぷを持ってあちこち歩き、帰路についたとき、しんどいと思った事はすっかり忘れていた。旅を終え、自宅に戻ったその日から、もう次回の18きっぷに思いを馳せている。そうして私は確実にリピーターになった。
2006年9月17日・記


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