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15時間かけて、本州の西の端、下関にやってきました。
下関は河豚(ふぐ)のまち、ホームもこんな顔でお出迎えです。
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あさかぜを降りて、写真などを撮りながら、別れを惜しみました。
他にもいっぱい電車が停まっていたので、隣のホームに行ってしばらく電車を見ていました。そのときふと目に入ったのが、立ち食い蕎麦の看板の「ふく天うどん」です。
関西風の薄味仕立てのうどんに、「ふく天(ふぐのてんぷら)」が乗っかって400円。昨夜の駅弁からほとんど何も食べていないおなかに、暖かいうどんが染み渡りました。 |
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うどんを食べて腹ごしらえの後、とにかく駅を出ることに。
ホームを降りて改札口に向かう階段に、こんなポスターがいっぱい。
できれば1枚欲しいなぁと思いつつ、写真に収めたのでした。 |
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改札を出て、あらためて駅舎を眺めます。
寝台特急の終着駅にしてはなんの変哲もなく、ちょっと寂しい感じ。
緑の鉄橋に書かれた白い「下関駅」の文字が少しだけそれらしい感じでした。
あとでわかったことですが、どうやらこちらは駅の裏側に当たるようです。正面は立派なバスターミナルもあり、もう少しにぎやかです。
どうやら、あさかぜの興奮の中で、まわりをよく見ることを忘れていたようです。 |
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まずはコーヒーでも飲みながら、作戦会議を開こうか、と駅前のスターバックスへ。旅行案内センターへ行き、「お徳な周遊券はないか」と聞いてみました。
いろいろと話を聞いた結果、とりあえずバスに乗って唐戸地区へ。
バスを降りてすぐに目についたのがここ、「旧下関英国領事館」です。1901年(明治34年)、他の地に先駆けて下関に置かれた英国領事館です。唐戸に残る洋館で唯一外国人技師が設計した建物だそうです。 |
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まあとりあえず、あっちの海峡の方へ行ってみようかと、歩道橋をわたりました。その歩道橋の上から下関駅の方向を見た景色がこれです。
左側に見えるのが「下関南部町郵便局」です。1900年(明治33年)に建てられた日本最古の現役郵便局庁舎で、下関最古の洋館でもあります。
右側尖がった塔があるのが「旧秋田商会ビル」です。海運会社の事務所兼住居として、1915年(大正4年)に建てられたものです。 |
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同じ歩道橋の上から、関門海峡の方向を見た景色です。
真ん中に見えているのが、関門橋です。 |
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歩道橋を降りるとそこはもう関門海峡です。
海沿いにある海響館(かいきょうかん・下関市立水族館)側から関門橋を見ています。
うす曇のあいにくな天気で、ちょっとぼんやりした感じがあります。 |
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海響館前のくじらの像です。
海響館の館内に入ってまず驚かされるのは、地球上で最も大きな生物、シロナガスクジラの骨格標本です。本当にでかくて迫力満点です。 |
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海響館から唐戸桟橋をぐるっと回って、唐戸市場にやってきました。1933年(昭和8年)創設以来、一般消費者も気軽に魚が買える市場として地域住民に親しまれてきたそうです。
ふぐやくじらなど、関門ならでは食材も手に入ります。 |
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市場の中の様子です。
もうお昼を回った頃なので、市場の活気はひと段落しているようです。それでも新鮮なねたで握ったお寿司など、たくさんの人たちがうまそうにほおばっていました。 |
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唐戸市場で「ふぐの一夜干し」をお土産に買って発送してもらった後、海峡の向こう側の門司港に渡るために、唐戸桟橋から関門汽船の船に乗ることにしました。
あさかぜの終着駅、下関は、少し気取ったレトロな感じと、元気いっぱいの漁師たちと、いろいろな顔が混在したまち、そんな感じを受けました。 |
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2005年2月12日(土)
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