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新春を迎えるにあたって、ふるさと、大雄山線を訪れます。まずはその玄関口、東海道線の小田原駅を目指します。
旅の始まりはここからです。券売機の上に掲げられた路線図は、人々を旅へと誘います。
大好きなみかん電車の連結部分です。
東海道線は、たいがい11両編成と4両編成とが連結して15両を編成しています。
なんだか顔を付き合わせているようで、かわいらしさを感じます。
横浜駅は上りホームと下りホームが異なります。
下りホームに停まる電車の中から、上りホームの東京行きを撮影しています。
大船駅の手前です。
大船駅を出てきた横須賀線(手前側)と、大船駅に向かう湘南新宿ライン(奥側)です。湘南新宿ラインは10月のダイヤ改正で大増発された電車です。東海道線、横須賀線と東北線、高崎線をつなぐ電車です。
大船駅にて。
特急踊り子号の通過待ちをします。
下り伊豆急下田行き・特急踊り子号の後姿です。
藤沢駅にて。
ホームのかなたに、大船行きの神奈中バスが停まっています。
茅ヶ崎駅にて。
向こうのホームに停車しているのは、相模線の橋本行きの電車です。記憶に残っているのはオレンジ色の気動車でしたが、いつの間にか(多分随分と前とは思うけれど)電化されて、いまはこんなにスマートな電車です。
茅ヶ崎、平塚間を流れる相模川です。
車窓から相模川に架かる鉄橋を撮影しました。空は晴れ渡り向こう側には山並みも見えます。青い水を満々とたたえた1級河川です。
平塚駅に到着しました。
後続に、湘南新宿ラインが来るというので、乗り換えることにしました。湘南新宿ラインは平塚を出ると国府津と小田原に停車します。
間の大磯、二ノ宮、鴨宮を通過してしまうのはもったいない気もしたけれど、時間も押してきたのでやむを得ずの決断です。
写真はホームの向こう側、引込み線に停車中の湘南色の湘南電車です。
平塚から国府津の間のどこかです。
青い空にぽっかりと浮かぶ白い雲がなんとも気持ちよさそうでした。
国府津駅に入線します。
停車していたのは東京方面に向かう211系列車です。
国府津駅に到着しました。
建物と建物の、ほんの少しの隙間に覗くのは、相模湾の海です。駅の向こう側は真っ青に広がる海なのです。
終点、小田原駅が近づいてきました。
遠くに連なる山々とともに、高いビルも見え始めます。青い空と白い雲がきれいでした。
小田原駅入線間近です。
少し高いところを、東海道新幹線も走ります。
約1時間ちょっとの旅を終え、駅に降り立ちました。
お隣には今日の目的の「大雄山線電車のりば」の看板が見えます。
右側に見えるのは工事中の駅舎です。
反対側に目をやると、小豆色の見慣れない電車が停まっています。
そうです、あれは小田急ロマンスカーの新型車輌です。これから箱根湯本までひとっ走りするのでしょうか。
改札を出て頭上を見上げると、そこには大きな小田原提灯がかかっていました。お猿のかごやがぶら下げた、あの小田原提灯です。
ここから大雄山線に乗り換えて、導了尊を目指します。
大雄山線を巡る旅を終え、小田原駅に戻ってきました。階段を降りたホームからは夕焼けに染まった雲と小田原城が見えました。東京寄りの引込み線には回送電車が待機中です。
北条氏が建立した小田原城の城下町として栄えたこの町は、箱根連山につながり、また相模湾にも面していて、観光地として有名な伊豆、箱根への玄関口にもなっています。また、小高い丘陵地帯では、みかんもたわわに実ります。また、曽我梅林の梅干と、港に水揚げされた魚から作られるかまぼこは絶品です。
そして私は、ここにはやっぱりみかん色の湘南電車が似合うよな、と思うのでした。
2005年1月2日(日)